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治し方 ~薬で治す~

漢方 東洋医学的見地から治療

医学を大雑把に分けると、東洋医学と西洋医学とに分けられますね。西洋医学は普段お馴染みの医学ですし、東洋医学と言えば漢方だ、気の流れだ、と言ったものが思い浮かびます。

東洋医学と西洋医学とでは、見方というかアプローチの仕方というかが全然違います。大人ニキビを東洋医学的に見た場合、それは体に「熱」がこもってしまって起こる炎症なのだそうです。

「熱」がこもってしまうのは、「気」の巡りが悪くなって「熱」が一箇所にたまってしまったりするそうです。

「気」の流れを悪くする要因ととしてはストレスなどがあります。また、辛いものや油ものを摂ると、「熱」が溜まりやすいのだとか。結論だけみると、案外西洋医学の大人ニキビの原因と大差がないようにも思えますね。

でも、西洋医学が症状などに合わせて、どちらかというと対処療法的な治療法を取ることが多いのに対して、東洋医学・漢方などではその人自身に合わせた体質改善が基本姿勢としてあります。

漢方で大人ニキビ改善したい、という場合

漢方で大人ニキビ改善したい、という場合も、東洋医学は別に大人ニキビに特化した治療法・処方箋というよりも、大人ニキビを作ってしまう体質を変えるための漢方を処方してくれます。

漢方は、その性質上、同じ大人ニキビという症状があったとしても、個々に処方される薬は全然違ったりします。

最近は、ドラッグストアなどでも比較的簡単に「漢方」を手に入れることができますが、自分に最適な漢方を選ぶのは難しいので、専門家に処方をお願いするのがベストです。


アクアチムクリーム

アクアチムクリームは大人ニキビの治療法の中で、殺菌と炎症抑制効果のある方法です。

大人ニキビの赤ニキビや黄ニキビは、炎症を起こした状態です。大人ニキビの炎症を起こす原因としては、やはりアクネ菌などの細菌が代表的でしょう。

大人ニキビの進行過程はこうです。古い角質などが毛穴(皮脂腺)の蓋となり、皮脂が溜まる。そして、その皮脂を栄養分にアクネ菌などの細菌が繁殖する。増えたアクネ菌は、刺激物である遊離脂肪酸などを大量に生産して、刺激された細胞が炎症を起こすわけです。

どの段階にストップをかけるかによって治療法は様々ですが、アクアチムクリームはアクネ菌などの細菌を殺菌することで、大人ニキビを食い止める治療法です。

抗生物質ニューキノロン系の薬品

アクアチムクリームは抗生物質ニューキノロン系の薬品です。抗生物質なので使い方には注意が必要ですが、アクネ菌などの細菌に対しては非常に効果があります。

また他に、マクロライド系抗生物質から成るルリッドやクラリスロマイシン、リンコマイシン系から成るダラシンローションやダラシンゲルなども、大人ニキビ対策としてよく使われる薬です。

ダラシン系はなかなかオススメのようですよ。


ビタミンC誘導体でニキビを治す・ケア

ビタミンC誘導体は、大人ニキビの治療法として注目を集めている方法です。

ビタミンCには肌の美容に効果的な作用がたくさんあり、大人ニキビ対策としては是非とも取り入れたいビタミンなのですが、構造が不安定で酸化しやすく、そのままの状態では肌に取り入れることが難しい、というのが問題でした。

ビタミンC誘導体は、ビタミンCにリン酸を結合し安定させることで、その問題をクリアしたものです。

ですからビタミンC誘導体は、ビタミンCのメラニン抑制効果、コラーゲン生成促進、抗酸化作用などの効果を保ちつつ、肌に直接作用させることが出来るんですね。

ビタミンC誘導体の効果・効能

ビタミンC誘導体は、赤ニキビなど炎症を起こした大人ニキビを防ぎ、またニキビ跡なども作りにくくしてくれます。大人ニキビの炎症の原因ともなる活性酸素除去効果や、皮脂を抑え大人ニキビを作りにくくするなどの効果もあります。

もちろん、ビタミンCと言えば!な美白効果などもバッチリ。

ビタミンC誘導体には、大きく分けて水溶性と油性があります。水溶性ビタミンC誘導体は、一般に「VCローション」として広く使われており、短時間で肌に浸透して即効性があるのが魅力。ただ、少し肌が乾燥するのが気になるところですね。

油性ビタミンC誘導体は、水溶性ほどの即効性はありませんが、持続性などの面で優れています。また、最近は両方のいいとこ取りをした、進化型ビタミンC誘導体というのもあるようです。


ホルモン治療でニキビを治す

大人ニキビの原因の一つとして、皮脂の分泌過多が上げられます。ホルモン治療は、皮脂の分泌をコントロールすることで、大人ニキビを改善させる治療法です。

皮脂の分泌を促すホルモンは、男性ホルモンであるアンドロゲンです。アンドロゲンが抑制されれば、皮脂の分泌は抑えられ、大人ニキビも出来にくくなるわけです。

ホルモン治療の具体的な薬品としては、経口避妊薬(ピル)、総合代謝ホルモン剤、抗アンドロゲン剤などが用いられます。

経口避妊薬(ピル)は、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)を含む薬剤です。

大人ニキビの治療以外にも使われるシーンは多いですし、メジャーな薬ですね。経口避妊薬(ピル)は、卵巣からのアンドロゲン分泌量を抑制することで、大人ニキビの治療法の一つとなります。

総合代謝ホルモン剤は、血中のアンドロゲン量を減少させる効果があります。皮脂腺に取り込まれるアンドロゲン量が減るため、皮脂の活発化を防ぐことができ、大人ニキビの治療に効果を発揮します。

抗アンドロゲン剤は、アンドロゲンの作用を抑制する薬です。

ホルモン治療、いくつかの問題

これらのホルモン治療にはいくつかの問題があります。実際に大人ニキビの治療として効果を感じられるのは約7割と言われており、残りの3割の人が効果を感じられなかったそうです。

また、2割以上が大人ニキビを再発させるなど、大人ニキビの治療法としては確実性が低い治療法とも言えるかも知れません。

更に副作用として、女性の月経異常、男性なら女性化乳房などの症状が現れることもあります。大人ニキビ治療としてのホルモン治療は、慎重に医師とよく相談してから行うようにしましょう。


大人ニキビを治す処方箋 3つのアプローチ

大人ニキビを薬で治す場合、大きく分けて3方向からのアプローチが考えられます。

まず1つ目は、皮脂を減らすこと。アクネ菌などの大人ニキビの原因となる、菌が大好物な皮脂の分泌を抑えることで大人ニキビを作りにくく、また大人ニキビを悪化させないようにします。

大人ニキビに対して皮脂を減らす治療法としては、ホルモン治療などが代表的ですね。

2つ目は、炎症の元となる物質を取り除くこと。3つ目は、化膿を防ぐこと。大人ニキビは、毛穴を古い角質などが塞いでしまって、皮脂が出られずに溜まってしまい、内側で栄養に繁殖したアクネ菌などにより炎症を起こした状態です。

炎症のみの大人ニキビを赤ニキビ、更に化膿して膿んだ大人ニキビを黄ニキビといいます。2つ目と3つ目は、炎症を抑えたり、膿んだりすることを防ぐことによって、大人ニキビの症状を和らげる治療法です。

大人ニキビの炎症の原因

大人ニキビの炎症の原因には、活性酸素、遊離脂肪酸、アクネ菌などの細菌などが考えられます。

活性酸素を抑える薬としては、ビタミンC誘導体などが用いられます。

遊離脂肪酸を抑えるには、遊離脂肪酸を作るリパーゼの分泌を抑える薬が用いられます。アクネ菌などの細菌に対しては、抗生物質などでの殺菌が主な方法として上げられます。

アクアチムクリームなどは、大人ニキビの治療によく使われる薬です。


ケミカルピーリングはニキビ治療に効果的

ケミカルピーリングは、古く厚くなった角質を除去して、大人ニキビを改善する治療法です。

ケミカルピーリングは、グリコール酸や乳酸などのAHA、サリチル酸、つまり高濃度の酸を肌に塗布します。

酸が細胞の結びつきを弱めて、古い角質を切り離すわけですが、当然刺激が強いのが問題とも言えますね。このケミカルピーリングの刺激は、肌の代謝アップにも貢献するのですが、逆に肌のダメージになってしまうリスクもあります。十分な注意が必要です。

新しい肌に生まれ変わる

ケミカルピーリングが問題なくいった場合、処置後1週間くらいは、肌の古い角質がポロポロと取れて、新しい肌に生まれ変わっていきます。古い角質と共に大人ニキビも一緒にさよならできます。

2~3週間の間隔はあけるようにして、3回くらいケミカルピーリングを行うと効果的です。

ケミカルピーリングは大人ニキビの治療としては効果的です。しかし、ケミカルピーリングは、人によっては肌トラブルを引き起こします。

ですから、よく考えて、医師などとも十分に相談の上行うようにしましょう。



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