ホルモン治療でニキビを治す
大人ニキビの原因の一つとして、皮脂の分泌過多が上げられます。ホルモン治療は、皮脂の分泌をコントロールすることで、大人ニキビを改善させる治療法です。
皮脂の分泌を促すホルモンは、男性ホルモンであるアンドロゲンです。アンドロゲンが抑制されれば、皮脂の分泌は抑えられ、大人ニキビも出来にくくなるわけです。
ホルモン治療の具体的な薬品としては、経口避妊薬(ピル)、総合代謝ホルモン剤、抗アンドロゲン剤などが用いられます。
経口避妊薬(ピル)は、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)を含む薬剤です。
大人ニキビの治療以外にも使われるシーンは多いですし、メジャーな薬ですね。経口避妊薬(ピル)は、卵巣からのアンドロゲン分泌量を抑制することで、大人ニキビの治療法の一つとなります。
総合代謝ホルモン剤は、血中のアンドロゲン量を減少させる効果があります。皮脂腺に取り込まれるアンドロゲン量が減るため、皮脂の活発化を防ぐことができ、大人ニキビの治療に効果を発揮します。
抗アンドロゲン剤は、アンドロゲンの作用を抑制する薬です。
ホルモン治療、いくつかの問題
これらのホルモン治療にはいくつかの問題があります。実際に大人ニキビの治療として効果を感じられるのは約7割と言われており、残りの3割の人が効果を感じられなかったそうです。
また、2割以上が大人ニキビを再発させるなど、大人ニキビの治療法としては確実性が低い治療法とも言えるかも知れません。
更に副作用として、女性の月経異常、男性なら女性化乳房などの症状が現れることもあります。大人ニキビ治療としてのホルモン治療は、慎重に医師とよく相談してから行うようにしましょう。